« も、森進一さんを思えば… | トップページ | あったなー、そんなこと。 »

2007/03/13

たまに藤原喜明みたいに片足上げたりします。

ふと気付いたのだがマッチャーはブログの中で、いわゆる『日記的なこと』をここまであまり書いていない。
その日にスペシャルな出来事でもあれば自然と気も向くのだが、やはり何気ない一日をここで発表するほど自意識が過剰でないのだろう。
天気の話とかね、何時に起きたとか、何を食べたとか、誰々と飲んだとか、具体的な仕事の話とか、「俺ごときの日常なんてわざわざ書くほどのことじゃねえじゃん」って感覚が無意識に働いているのだと思う。(てか、何気ない一日を気軽に書けないぐらい自意識過剰とも言えるが)
特に最近のマッチャーは、書き物の仕事にペーターに追われる羊がごとく日々追い立てられているため、外出と言えば近所のスーパーにタバコと夜食を買いに行くぐらいのものだ。
で、あとはず〜〜〜〜〜っと書斎にこもりっぱなし…。
ねっ?こんなの書いたところで、なんだかなーって感じでしょ?

あー、どっかに落ちてないか、ドラマチック!
朝起きたら隣で叶姉妹がイケメンとワイン飲んでる級のドラマチック!
それが宝石持ち逃げしてる真ん中の姉だったら、さらにドラマチック!
ドラマチック!アド街ック天国!ドラマチック!で、オセロ的にはアド街ック天国ひっくり返って、ドラマチック!ドラマチック!ドラマチック!
よおし、もう無理だ!! 完全に無理だ!! 頭パーだ!! クルクルパーだ!!
『ストップ!! ひばりくん!』連載時の江口寿史的に言えば、白いワニがやってくる勢いだ!!
よおし、書斎から出るぞぉ〜!! ジャンプして出るぞぉ〜!! ピョーンって出るぞぉ〜!!……でええええええいやっ!!!

…なあんて、人として間違ったテンションにしょっちゅう見舞われてるマッチャーなのですが、ぶっちゃけ唯一の気分転換は息子と遊ぶことかしらん。

さて、最近息子がハマっている遊びといえば、マッチャーに頭突きをすることだったりする。
「じゅちゅきぃ、じゅちゅきぃ〜」
とニコニコやってきては、所構わず箇所構わずでマッチャーにマジ頭突きする。
で、マッチャーが「あうっ?!」とか言って痛がるリアクションを見てケラケラ笑うのだ。
子供というものは、それが気に入れば例え100回同じことを繰り返しても全く飽くことが無いというなんともやっかいな生き物で、マッチャーも自ずと様々なリアクションを取り続けねばならない。
膝にくらえばケンケンしながら「あうっ?!」、お腹にくらえばダンゴムシのように丸まって「はうっ?!」、背中にくらえばエビぞって「だうっ?!」、お尻にくらえばもっとエビぞって「なあっ?!」、股間にくらえばピョンピョン跳ねながら「ノーっ!!」………こんなことのループ&ループ。
しかし、子供の目は恐ろしくシビアで、マッチャーのリアクションがいかにも「やってあげてまーす」的な感じだと、それを見抜いてクスリともしない。
時たまあの純な瞳で見透かされると、自分の演技力の無さにヘコんだりする。
「アレ?このおじさん、なんか違う」と言いたげな彼の視線は、無邪気なだけになおのこと残酷だ。
なので、リアクションを取るマッチャーにとってこれは息子との真剣勝負なのである。
『常に新鮮に息子の頭突きに反応する』
これはもはや演技の基本ともいえる。

…決して狙ってはいけない。素直にその痛みを感じることだけに集中しろ。
痛みを説明的にみせてはダメだ。あくまでその痛みを痛みの分だけ表現すればいい。
だが、あまりに地味過ぎても伝わらないぞ。それじゃ普通のおじさんだぞ。
かと言って大袈裟にやればいいというものでもないからな。その辺のさじ加減が肝だな。
……来るか?まだ来ないか?それとも来るか?
おっ、息子が背後に回った!そろそろか?そろそろなのか?
…いや、まずこの邪念を消すことから始めなければ。心が構えてしまってはリアクションまで構えたものになってしまう。鮮度を重視して、気持ちをニュートラルな状態にもっていくんだ。

「…って、はうっ?!!」

よし、これでいいっ!
今のはかなりいい線じゃなかったか?息子よ、どうだ?どうだった?

と振り返ると、その刹那、息子はテレビのアンパンマンに気をとられて、マッチャーのリアクションをまるで見ていないことがままある。
そういう時、あまりにフルスイングで頑張ってた自分が無性に恥ずかしく、なんとも空虚な気持ちになってしまうのである。

んー、これって果たして気分転換になってるのか…?
逆に疲れてるような気がする。

じゃ、シーユー。

|

« も、森進一さんを思えば… | トップページ | あったなー、そんなこと。 »