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2007/03/08

お雛さまでも荷が重ぇよ。

ちょっと前の話になるが、3月3日の節分の日に自宅でニュースを見ていたところ、鳥取県の民俗行事に『流しびな』というものがあることを知った。
これは、紙で作った雛人形と、その人が今後改善していきたい問題点を綴った紙を俵状の盆に乗せ、清らかな心で河に流すという情緒豊かな風習らしいのだが、カメラが追っていた小学生ぐらいの女の子の紙にはぽつんと

  「頭が悪い」

と書かれていた。しかも、もんのすごく頭の悪い字で。
一瞬見間違えかと思い、必死で目を凝らしたが、やっぱりズームされた純白の紙には、

  「頭が悪い」

と書いてある。
まだ幼い少女は自分の見え方について分かっていないのだろう。
今後改善したい問題点として頭が悪いのはそりゃ切実だろうが、それをこうもド直球で紙に書いてしまうと、見てる方には倍がけで頭が悪く映ってしまう。
「可哀想に…。他の子を撮ればいいじゃん!」とその時、マッチャーは激しく憤慨したが、このご時世だ…ひょっとしたら他の少女達もとても報道出来ないハードコアな問題を雛人形に託していたのかも知れない。
「胸が薄い」とか「生理が重い」とか。
「彼氏が体目当て」とか「彼氏がヤク中」とか「彼氏が浮浪者」とか。

まだいたいけな少女は、必死で手を合わせて流しびなを見送っていた。
彼女の頭が少しでも良くなることをマッチャーも切に願う。

じゃ、シーユー。

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