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2007/04/23

先日、舞台のパンフレット用取材で、

「『魔法の○○』が一つ手に入るとしたらアナタは何が欲しいですか?」

という質問を受けた。
パッと頭に浮かんだのが、『魔法のチンコ』。
いくつになっても、なんだかもう自在な感じのヤツだ。
でも、言えなかった。
次に浮かんだのが、『魔法の頭皮』。
いくつになっても、なんだかもうハゲないヤツだ。
でも、言えなかった。
その次の次に浮かんだのが、『魔法の腸』。
いくつになっても辛いものが好きなのだが、いくつになっても翌日確実に下痢をするからだ。
でも、あまりに地味過ぎて言えなかった。

…インタビュアーさん、ごめんなさい。
マッチャーが答えたのは、実は四番目ぐらいに欲しいヤツです。

さて、もろもろの仕事がようやく一段落つき、稽古に通うだけの平穏な日々を手に入れたマッチャーは快調に飲んでいる。
法の華三法行の教祖に「最高ですかー?!!!」と問われれば、迷わず「最高で〜〜〜す!!!」と熱くレスポンスしてしまいそうな、アントニオ猪木に「飲んでますかー?!!!」と問われれば、全身全霊で「飲んでま〜〜〜す!!!」と魂のシャウトをしてしまいそうな、そんなダメ〜〜〜な感じだ。

マッチャーは昔から『ほどほど』ということがとっても苦手。
やめときゃいいのに、ついつい楽しい方へ楽しい方へ流されてしまう典型的スチャラカ人間だ。
大体、『ほどほど』ってなんだ?
人それぞれの『ほどほど』が『ほどほど』にあっていいわけで、世間一般の『ほどほど』でこれ以上、マッチャーを縛るのはやめていただきたい。
尾崎が「自由っていったい何だー!」と切実に叫ぶほどに、マッチャーは「ほどほどっていったい何だー!」と世の中に問いたい。

翌日の仕事に差し支えない程度…
   それが君らの言う『ほどほど』か?
酔って記憶を無くさない程度…
   それが君らの言う『ほどほど』か?

バカくさい!
でも、正しいっ!!
実際、『ほどほどにしなさいよ』と誰かに注意されたことはここ最近皆無である。
全てはいい歳ぶっこいて、自己抑止力が限りなく低いマッチャーの被害妄想なのだ。
本当は『ほどほど』に限りなく憧れるマッチャーだったりする。
そう言えば、あの古田(新太)さんでさえ、翌日昼公演がある時は三時で飲み屋を出るようにしていると言っていた。
もうちょい早く帰れば?と思わなくもないが、あと二年で訪れる不惑の四十歳に向けて、あくまでほどほどだけれども、マッチャーも頑張ってみようと思う。

じゃ、シーユー。

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