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2007/05/26

ま、言ってもほんの一瞬だしね。

今回は吾郎ちゃん主演の舞台に出演しているわけだが、これは今から6年程前、V6の三宅健君の初主演舞台にマッチャーが出演した時の話。

劇場はやはりPARCO劇場。
キリスト様のばったもん的な役どころのマッチャーは、芝居の幕開きでバックライトを浴びながら一人高台の上で、さながらTMレボリューションばりに神々しく立っていた。

バックライトとは、これを業界用語で『目つぶし』ともいうのだが、観客席に向けてドバ〜っと照明を当てるため、お客には演者の姿がシルエットで見える効果となる。
逆に言えば、マッチャーからは照らされた客席全体が隅々まで見渡せるわけだ。

すると毎回マッチャーの視界に入ってくるのは、当然芝居のオープニングからド派手に登場するシルエットを三宅君だと疑わない、オペラグラスでマッチャーを熱く見つめる大勢の女性客達の姿。
で、程なくバックライトが消え、そのシルエットが三宅君とは似ても似つかぬ中年一歩手前の男と判明した途端、軽い落胆の表情とともにオペラグラスを下ろすやはり大勢の女性客達の姿…。

やー、こういうのって逆に燃えましたよお。
いっそ『ハズレ』ってデッカい名札して出てやろうかと思ったぐらいですもん。

で、今やってる舞台のオープニングもなんとなくそれに近いモノがあるわけで。

別にバックライトを浴びてるわけじゃないし、オペラグラスで凝視されてる視線も特には感じませんが、吾郎ちゃんを今か今かと待ち焦がれているファンの方には、一瞬誤解を招く存在として颯爽とステージに登場しております。
とはいえ、すでに免疫のあるマッチャーはやっぱり楽しんでますけどね。
こないだ観にきてくれた(中村)勘太郎君も、

「僕、ある意味、あれが一番面白かったです」

と開口一番言ってくれたっけ。
3時間も芝居を観ておいて、「それってどうなんだ?!」と思わなくもないが、もともとマッチャーは、「ある意味面白い」に重点を置く、非常にマニアックなタイプの人間ですから。
そう言ってくれる人が一人でもいれば、ホクホク顔のマッチャーなのです。

じゃ、シーユー。

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