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2007/07/19

太陽にほえろ!で言う“マイコン”じゃあるまいし。

昨日は今月末にPARCO劇場で行われる朗読劇『ラブ・レターズ』の顔合わせ&本読みデーだった。
マッチャーのお相手はオセロの中島さん
そしてボクらは初対面。
けれど、マッチャーは特に緊張もナシ。
オセロの白担当・松嶋さんとは、以前SPA!のグラビアページでお仕事をさせてもらったことがあるのだが、その時、松嶋さんが異常にいい人だったので、きっと相方の中島さんも異常にいい人じゃん、と勝手に思い込んでいたからだ。
したらば、本当に異常にいい人だった。

礼儀正しく、場の空気が読め、頭の回転が早くまじめで朗らか。
最高の女じゃないかっ。

姿勢が悪く、すぐトイレに立ち、落ち着きが無く適当でグータラ。
+下ネタ好き。
最高に困った男じゃないかっ。

そんな二人のラブ・レターズ。
「本番、緊張してカミカミかも」と妙な自信に溢れるマッチャーに、演出の青井さんが、
「かんでもいいんですよ、しっかり言い直せば。読むのはあくまで自分で書いてる手紙なんだから、文字を間違えて書き直したと思えばいいんです」
と甘いテノールを優雅に響かせ、そうおっしゃった。

「や、ウマいことを言う!」

と座布団の一枚でもあげたくなったが、青井さんは偉い人なのでさすがに言えなかった。

「トンチがきいてますな!」

と青井さんのおでこをピシャリと叩きたくなったが、それも同じ理由でやめといた。
なにせ本番では悲しい恋の物語を柄にも無く切々と読み上げるのだ。
しかも、この劇のお約束で、稽古はこの一回こっきり。
あとは本番当日まで出演者同士会うことはないときている。
貴重な時間をさいて、座布団をあげたりおでこを叩いてる場合ではない。

でも、事前にいろいろとお話を聞かせていただいて本当に助かった。
ご存知の方も多いかと思うが、この作品はとあるアメリカ人の男女が生涯に渡り交わし合った恋文を双方で読み上げていく形式なのだが、二人は8歳で出会い、その関係は56歳まで続く。
ってことは、「その年齢を丁寧に演じ分けねばならないのか?マジむずい〜」とかなり不安だったのだが、どうやら話をきくと、そういうとこを頑張り過ぎたペアほど上手くいかないケースが多いらしい。
もちろんポイントポイントで雰囲気を変えていく必要はあるが、『ラブ・レターズ』の場合、基本、演じることより奇をてらわずきちんと手紙を読むことに集中した方がいい、という話だった。

あー、なるほどね。
やっぱり何事もシンプル イズ ベストってことですか。
そもそもマッチャーに集中力がないことはひとまず置いとくとして、取りあえず中島さんに手紙の内容を真摯に伝えていけばいいのだな、マッチャーに集中力がないことはひとまず置いとくとして。
で、客席を極力意識すること無く、マッチャー演じるアンディーと、中島さん演じるメリッサのその時々の『状態』をお客さんに見てもらえばいいのだな、マッチャーに集中力がないことはひとまず置いとくとして。

思えば中島さんとは、先週奥さんが『恋するハニカミ』でご一緒し、今週はマッチャーがこの日の稽古でご一緒し、今月は不思議なご縁で結ばれている。
とりあえずこれを追い風と解釈し、本番ではなけなしの集中力を発揮したい。

…お、つか、なんだかんだで今日もいっぱい書いちまったぞ。
毎日こんな長文書いてたら、今に『ブログ』ってアダ名がつきそうなんで、ここらでお開きにするよ。

じゃ、シーユー。

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