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2007/07/03

日常の中の非日常ほど恐いものはない。

みなさんは果たして、野グソをしたことが、もしくは野グソる人を見たことがありますか?

マッチャーは先日、まばゆい朝の光の中、草むらで野グソる人と人生初遭遇しました。
もっと言うと、目が合いました。

さすがのマッチャーもこれには激しく動揺!!!
それまで気持ちよく緑道を歩いていたハズなのに、いつしか富士の樹海に迷い込んでしまったマッチャーは瞬時にして金縛り状態に…。
これは驚きの事実ですが、野グソを見られた人もさぞやショックでしょうが、それを見てしまった人もまた、彼に負けじと大変なショックを受けるのです。

「メールでも打ってりゃスルー出来たのに…」

と思っても後の祭り。
今からメールを打ち出せばどう見ても、

『すわ、野グソ人発見』

一斉メールを送っているとしか映らず、彼は一生とまでは言わないまでも、向こう十年はそのトラウマに悩み苦しむでしょう。
写メ付きで送られた日にゃあ、自殺もんです。

目が合った瞬間、これは神の悪戯か…二人は目を反らすことが出来ませんでした。
それは『運命の出会いに思わず見つめ合った二人』という風情では全くなく、明らかにビーバップ的な、『目を反らした方が負け』といった緊張感溢れる見つめ合いでした。
「紙、ありますか?」などと親切に歩み寄る隙間など皆無だったのです。

「空気読めよ!!!」
あたかもマッチャーをKY呼ばわりしてるかのような視線が痛い…。
でも、こうなってしまってはこっちだって空気読んでる場合じゃありません。
略してKYBです。

「気合いだー!!!」
アニマル浜口ばりの気迫で野グソる人から目を逸らさないマッチャー。
なんだかもうバチバチです。

だが、しかし。
彼はどうしてあの体勢でああも強気でいられるのでしょう?
今、喧嘩になればマッチャーの方が断然有利だというのに。

…いや、待てよ。
ウンコ、手掴みして投げつける気だったとしたら、むしろこちらに勝ち目はないか。
宙を舞う人糞は平和な日常を過ごす僕達にとって、ある意味テポドン以上の驚異だもの。

窮鼠猫を噛む、ならぬ、野グソ人ウンコ投げる。

…うーむ、考えるだけでゾッするぞ、野グソる人!!!

ま、実際は何事もなくそのまま通り過ぎたのですが、これは非常に幸運なケースだったのかも知れません。
愛する読者の皆様には、万が一、野グソる人と目が合ったなら、直ちに死んだふりをすることをお勧めします。

さて、そんなシュールな窮地から無事生還を果たしたマッチャーの胸には、道々いろんな思いが去来しました。

あのまま彼が誰にも見つからず野グソをやり遂げたら、彼は何を思うだろう?

完全犯罪ならぬ完全野グソを果たしたならば、彼はきっと大いなる達成感を感じていたに違いない。
その達成感は恥ずべき行為であればあるほど大きいハズだ。

だって、そうだろう。
彼はフイに襲って来た生理現象という自然の猛威に真っ向から立ち向かい、土壇場で人知れずその危機から脱出してみせたのだから。

彼は草むらに着地したほんのり湯気立つウンチを充実の表情で見下ろし、
「俺は男の中の男だ」
と思うかも知れない。
「俺はダイ・ハードのブルース・ウィリスにもひけをとらない」
と思うかも知れない。

だが、彼はギャンブルに負けてしまった。
あっさり通行人に見つかってしまった。
しかもその通行人は、面白いことに出くわしたら、即ブログにアップするようなとっても大人げない男だった。
便意にも負け、完全野グソにも失敗した彼は、いわば連敗街道まっしぐらだ。
朝からとんだ二連敗だ。

一流のアスリートはイチローしかり宮里藍しかり、「気持ちの切り替えが大切」と語る。
どうか彼にも朝一番で起こった悪夢を振り払ってもらって、今日一日をポジティブに過ごしてもらいたいとマッチャーは心から願うのでした。
ま、野グソるアスリートなど、この世に存在しないのだけれど。

で、ですね。
なぜマッチャーが早朝から緑道を歩いていたかと言うと、ここ最近、健康のために散歩を始めたんだな。

普通にジャージ着て。
普通にスニーカー履いて。

マッチャーを良く知る人にとっては、『マッチャーが散歩を始めた』という事実の方が野グソる人よりよほどショッキングでしょうよ。

実は散歩のことは秘密にしておくつもりだったのですが、開始早々野グソる人と出会ってしまい、どうしてもその衝撃をブログに書きたくなってしまったので、いたしかたなく公表します。

しかし、早くも散歩の効果を実感できましたよ。
『早起きは三文の得』ってこういうことだったんですね。

じゃ、シーユー。

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