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2007/10/09

死力を尽くして

毎日を生きている。

真心一座の幕がなんとか無事に開いて3日経つが、初日のカーテンコールでは、お客さんから拍手をもらった瞬間、感極まって普通に泣きそうになった。

マッチャー以外の役者さんも、みんながみんな得も言えぬ笑顔で終演後の楽屋で「お疲れさま」と声を振るわせ抱き合った。

そして何人ものスタッフがなんとも言えぬ高揚感に涙した。

こんな臨場感溢れるシビれる初日はこれまでの演劇経験でも初めてのような気がする。

劇場入りをしてからの数日間、それぐらい公演準備に激しく追われていたのだ。

なにせ今回一座でやりたいことが明らかに劇場のキャパシティを越えているわけで、しかもそれに伴う体力ももはや限界を越えており、幕が開くギリギリまで真っ当な初日を終えられるビジョンが全くもって見えなかった。

でも、今日も明るく生きている。

成せばなる。

実に素晴らしいことだ。

このニュアンスは活字では伝わりづらいと思うが、マッチャーは俗にいう“良く出来た芝居”には全然興味がない。
生身の役者が生身の観客の前で披露するモノは、圧倒的なダイナミズムを伴ってこそ、初めてその意味があると思っているし、それが魅力でマッチャーは芝居を始めたわけで。
だから、いびつでもなんでもいい。
“なんだか凄い芝居”を作りたいのだ。

マッチャーがHIGHLEG JESUSでライブをやってた時も、『鈍獣』をやってた時も、真心一座の第一章をやってた時も、『父帰る/屋上の狂人』をやってた時も、観る側がどういう感想を持たれたかは別として、ひたすらそこだけを目指して必死こいてきた。

まだまだこれから本番は続く。
満足したり反省したりするのは全てが終わってからで十分だ。
今回もいつも同様、決して気を抜くこと無く、安定を求めること無く、ソツなくこなすことに重きを置かず、少しでもなんだか凄い芝居に近づけるように、千秋楽まで信頼するキャスト・スタッフ達と日々精進していきたいと思う。

で、最近ホテル暮らしが続いたクタクタマッチャーだったが、昨晩は久しぶりに奥さんとゆったり会話を持てた。

とはいえ、主に奥さんにかけられた言葉と言うと、

「老けたね〜」

そして、

「アンタ、生田斗真君には似てないから」

だった。

やー、我が家に帰ってきたな〜って、つくづく実感したよ。
なんだか素直に感動した、うん。

そんな風に思ってしまう自分もどうなんだろうと心底思うが、とにかくやっと落ち着いた感じですね。
最近、奥さんにそんな風にあしらわれてるとなんだかホッとする自分がおります、特にドMでもないのに。

…あ、最後に言い忘れ。

真心一座は当日券も出ますんで、お時間のある方はぜひその場の勢いかなんかで遊びに来て下さいまし。
弁慶のように舞台で立ち往生しかねない役者さんが一杯観れると思いますんで。

いくつになってもKEEP ON 無茶

そんな大人でいたいものです、ずっとずっと。

じゃ、シーユー。

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