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2007/10/01

先輩が来た。

さて、そんなこんなで10月だ。

本来ならこの時期は、“マッチャー定例行事”と称して読者の方々から寄せられたメールにお返事を書くのだが、もうなんだか、悲しいぐらい今は余裕がない。

遅くに稽古から帰って、デスクワークをちょこっとこなして就寝し、ギリギリまで寝て、起きて、シャワーを浴びて、髪もかわかさぬまま家を飛び出し、近所の富士そばでもりそばとコロッケをかっこみ、電車で覚えかけのセリフを復唱し、ヨレヨレで稽古場についてヘロヘロで演出をし、で、遅くに打ち合わせを終えて半分白目でタクシーで帰宅する、そんなループの毎日。

以前から催促されている短編映画の脚本の仕事も、見て見ぬふりを続けてきたがいよいよ限界。
いよいよ手を付けねばならぬところまで追い込まれてきた。

なのに、昨日は尊敬する演劇人、(池田)成志先輩が稽古場に来てくれて、例のジェットストリームのような美声でナレーション録りをしてくれたので、久しぶりにのほほん〜と飲んでしまった。

先輩はすぐにふざける。
大人なのにふざける。
だから、何度もナレーションを録り直すことになる。
でも、決して悪気はないのだ。
人としてのベースが、“ふざけ人種”なのだから。
例え「ふざけたらブッ殺す」とヤクザにすごまれても、先輩はその場でジュリーのモノマネとかして迷わず死を選択するだろう。
白髪がチラホラ目立ち始めても、ふざけることをやめない先輩をマッチャーは心から尊敬してやまない。

どんな時も楽しい方に流されるのは、弱さではなく、ある意味、強靭な強さだとマッチャーは解釈するのだが、その点、先輩は男の中の男である。

成志先輩、一座の芝居に華を添えて下さって、ありがとうございましたっ。

話は変わるが、先日、別件で某アニメーターの方と打ち合わせをしていたところ、劇場用作品で描く原画の枚数は10万枚を有に越えるらしい。
で、それを描くアシスタントさんにしてみると、作品に対して、あまり愛情が湧かない場合、その原画を長きに渡り仕上げて行く作業は、それはもう気が狂いそうになるルーティーンなのだそうだ。

「それってある種、罰ゲームじゃないスか。そういう刑があったら嫌ですね」

とマッチャーが言ったら某アニメーターさんは、

「日本のアニメの原画は中国に外注することも多いんだけど、実際、服役囚が色を塗ったりしてることも多いんですよ」

と言っていた。

…えっ、なにそれ?!!
普通にじゃん。償いじゃん。
これからはどんなに可愛いアニメ見たって、ちょっと複雑な気持ちになっちゃうよ。

あっ。成志先輩が万が一、人の道を踏み外したら、“服役中、決してふざけない”って刑に処すればかなり反省すると思う。
ま、それでもふざけてどんどん刑期が延びそうだけど。

つか、くだらないシミュレーションしてる暇があったら眠るがいい、俺。

じゃ、シーユー。

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