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2008/02/06

オヤジにかかると、エレキコミックすら多分そう呼ばれる。

河原家の男衆には代々悪しき伝統があって、それはみんながみんな電気機器に弱いということだ。

こないだもいつもは温厚な弟に実家のネット環境をやんわり尋ねていたら、「知らんわ、めんどくせー!」といきなり半切れされ、一瞬ドン引きした。

かく言うマッチャーも、たまには掃除しなくちゃ、と大雑把に部品を分解した挙げ句、どうにも復旧不可能な状態に陥り、二台もの空気清浄機を我が家でダメにしている。

特におやじは河原家史上最弱で、まず家電全般を『機械』と呼んでいた。

エアコンも機械。ビデオデッキも機械。ステレオも機械。ガスヒーターも機械

せいぜいテレビと扇風機を「テレビと扇風機」とちゃんと呼ぶぐらいだ。

その反面、“新しいものには目がない”という困った特性も持っていて、VHSのビデオデッキが日本で流通し始めた時など、即、近所の電気屋さんで購入し、それを見せびらかすために家に友達を呼んだりしていた。

これだけの話ならまだ可愛いで済むが、最弱オヤジに配線なんかが出来るハズもなく、そのビデオデッキは、居間の机の上にでーんと数日置かれたまま、まるで未来の置き物のようにただただ放置されていて、マッチャーは子供ながらにその光景を「シュールだなー」と眺めていたものだ。

で、先に“呼んでいた”と書いたが、現在のオヤジは家電のことを『機械』から『コンピューター』と総じて呼ぶようになっている。

これも時代の流れだなあ、と妙に感心しきりのマッチャーであった。


じゃ、シーユー。

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