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2008/04/15

こっちは終わり、あっちは始まる。

今日で目出たくお稽古最終日。
とりあえず稽古場で出来ることは一つ残らずやれた気がする。

ま、劇場に入ってからまだまだいろいろあるけどね。
基本的に稽古場でやってきたことが無事にステージに乗りさえすれば、とりあえずなんとかなるんじゃないでしょーか。

思えば今回は、「たいがいにせーよ」と思わずお漏らししたくなるぐらい、本当にジャンルがバラバラの俳優陣の集まりだった。

一見それは、“ヴァラエティに富んだ”と表現出来るが、言い方を変えれば、
“いびつ”とも言えちゃうわけで。

そのいびつさを一つの舞台でどうまとめ上げていくかが、劇中の様々なエンターテイメント要素と並び、今回演出する上で一番の肝だと思っていた。

でも、為せば成る。

今では、みなさんの努力も相まって、ごった煮な個性が物語の中でバランス良く溶け合いながらその持ち味を存分に活かしつつある、いい意味でヘンテコ華やかなカンパニーになってきた。

そりゃ演出家としては尋常じゃなく根気と忍耐が必要だけど、やっぱり今回は脚本がよく書けてるからホント助かりましたよ。

本がいいと、演出家も役者も純粋にそこに書かれていることに真っすぐ向かうことが出来るから。

俳優一人一人それぞれアプローチは違っても、ゴールが見えていればこっちも導き易いし、そこに向かう俳優達も先ずはその目標に進めばいいわけで、とてもタイトな稽古期間の中、いろんな意味でお互いロスが少なくて済む。

やー、今回、マッチャーの熱いリクエストで脚本を担当してくれた倉持君には本当に感謝っス。

なにせ二年も前から打ち合わせに打ち合わせを重ねてますから。

その都度、マッチャーの急な注文にもサラっと応えてくれるし、出来上がった本は読めば読むほど新しい発見があるし……いやはや、やっぱヤル男だわ、倉持君。

……とはいえ、今の時点で我々はまだ何も成し遂げていないわけで。

とにかく充実した初日を迎えるためにも、幕が開くまで精一杯頑張りますわ。


でも、倉持君と言えばさあ、彼には来月、やはり所は同じ池袋で幕が開くお芝居で奥さんもお世話になるのよ。

同じ月の同じ場所で夫婦共々お世話になる劇作家さんって、だいぶ珍しいと思う。

どうやらそっちの新作の方もいい感じだそうで。さすがっ。

あ、なんでも今日から稽古が始まるそうですが、ドラマの収録が終わったばかりで、奥さん、全然台詞を覚えてないそうです。

あと久々の舞台ということで家でもスゲー緊張していて、たまに一人で
「やー、どうしよ。やーどうしよ
と大きな独り言を言ってます。

倉持君、どうか温かい目で見てやって下さいませ。

…まあ、これって奥さん的には完全にただの告げ口だけれども。


じゃ、シーユー。


 

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