« ま、それでも無理矢理ひつまぶしだけは食べて帰りますがね。 | トップページ | 飛ぶ鳥あとを濁しまくる。 »

2008/05/23

思わず一人で遠くを見つめてしまったよ。

先日、息子が通う幼稚園の先生と緊張の初面談を果たした奥さん。

そこでの話を要約すると、どうやらうちの息子は、

・ お友達が夢中で遊んでいるのをいつも一人離れて冷ややかに見ている。
<良く言えば、青レンジャースタンス。悪く言えば、協調性に乏しい>

・ 人と同じことをするのを極端に嫌い、あくまでマイペース主義。
<良く言えば、唯我独尊。悪く言えば、あまのじゃく>

・ とにかく恥ずかしがり屋で慎重派。
<良く言えば、シャイなあんちくしょう。悪く言えば、ただの引っ込み思案>

ということらしい。

家ではめちゃめちゃ無邪気で活発なのに、年の近い子供達の中に入ると、なんだかなー。

まあ、『森のくまさん』『怪奇大作戦』のテーマを交互に口ずさむ息子だ。

『しまじろう』『狼男アメリカン』を交互に鑑賞する息子だ。

死んだフリをして遊ぶ時、きちんと白目をむいて、口も半開きにする息子だ。

幼稚園に行きすがら、すれちがう大人達をイチイチ指差し、「あれゾンビ?」と高らかにきいてくる息子だ。

で、イチイチその大人達を、「バン!バン!」指鉄砲で射殺しまくる息子だ。

マッチャーなんかはそんな我が子の成長を、「順調順調」とうなづきながら眺めるが、ちょっぴり独特な三歳児であることには間違いない。


思えば自分も小さい時は、人と同じことをするのが嫌いというか、とても苦手な子供だった。

成長するにつれ、ある程度の協調性はないと集団生活に支障をきたすと感じ、なるべくクラスメートともなじむよう心がけたが、休み時間にみんながワイワイやってる輪に入りつつも、「はいはい、これでいいんでしょ?」と完全に上から目線な子供だった。

運動会でも遠足でも、「踊らされてんじゃねぇよ」ぐらいに思っていた。


そんな話を奥さんにすると、

「ちょっとぉ、全部アナタに似たんだからねぇ」

と責め口調で言うではないか。

確かにそうかも知れないけれど、恥ずかしがり屋部分は確実に奥さん譲りだと思うので、

「半分半分でしょ。リエちゃんに似たとこもあるって!」

と真っ当に反論したところ、彼女が真顔で言うことにゃ、

「うん、可愛いところ」

…一瞬、時が止まった。
とりあえずスルーしようと決めた瞬間、

「愛らしいところ」

力強くかぶせてきた。
そして続けざま、

「愛くるしいところ」

迷い無く進化させた。

一方のマッチャーは奥さんのあまりの言い切り具合に、
「うん、まあ、そうだけど…」
とついつい肯定してしまったものの、なんとか気を取り直して、
「それってどうなの?!」
と声を荒げて切り返したが、すでに奥さんはリビングからキッチンへスタスタ移動していたのだった。

……子供が生まれてからというもの、夫婦のパワーバランスが確実に変化しているのをひしひしと感じる。


東京は本日も晴天なり。

それでは皆様、よい週末を。


じゃ、シーユー。



|

« ま、それでも無理矢理ひつまぶしだけは食べて帰りますがね。 | トップページ | 飛ぶ鳥あとを濁しまくる。 »