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2008/08/29

そんな研究間違ってる。

昨晩は只今猛烈お稽古中の『シャープさんフラットさん』のセリフが頭をグルグル駆け巡り、ベッドに入っても全く寝付けず大変だった。

まさに脳内ハードディスクちゅんちゅん状態

こんな新人さんみたいなソワソワ感は何年ぶりだろう……って、完全に初めてかも。

ナイロンの人達は芝居が達者なうえに、みんなやたらといい人だ。

出来れば研究生として入団させていただきたい。

で、稽古場の隅でちょこんと体育座りして、みんなのお芝居を見学しながらプっと吹き出していたい。

で、休憩の合間に、「お疲れさまですっ、先輩!」って可愛く微笑みながら、みんなにスポーツ飲料的な飲料、配って回りたい。

で、「いい子、入ったね」って横目で見つめる男優陣にこっそり噂され、女優陣に「もう!男子はすぐにそうやってぇ」ってプンスカされたい。

で、「えっ、私、どうかしました…?」ってちょっぴり不安げに振り返り、
「ハハっ!なんでもない、なんでもない」って笑顔の男優陣にさりげなくかばわれたい。


でも、オーディション受けてもこんなマッチャーでは普通に落とされるかもなので、なんとかこの公演中にきっちりコネを作っておきたく思う。

そんな低いにもほどがある志を胸に、今日も稽古に行ってきますん。


じゃ、シーユー。


 

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2008/08/28

新しい友達ができたよ!

最近、しょっちゅう通うようになった近所の美味しい居酒屋さんがあって、昨日も稽古帰りに一人で一杯やりに寄ったマッチャー。

で、店にはテレビがあって、カウンターに座ったマッチャーは『爆笑レッドカーペット』なる今流行のお笑い番組をジョッキ片手にぼーっと見ていたわけだ。

すると、マッチャーの隣からイヤにドスの効いた声で、

「何が面白いんじゃ、ボケぇ!」

「こんなんで“大笑”やったら審査員、イテまうぞ!」


「(司会の)今田のコメントの方がオモロイやんけ!」

「エド・はるみ、甘やかすのもええ加減にせえよ!」

などなど鋭くも大変ガラの悪い関西弁コメントがビシビシ聞こえてくる。

カーペットがスライドして、芸人が一瞬フラつくたびに、

「足腰弱過ぎるんじゃ、ドアホ!」

ともいちいち猛烈にツッコんでいる。

そーっと様子を窺うと、カウンターを2席ほど挟んで、完全にそのスジのいかついおじさんが悪態をつきながらテレビを見ていた。

関西お笑い系組員とお見受けしたその人は、かなり酔っぱらっているご様子だったが、その解説は的確としか言いようが無く、マッチャーはそのヤクザな副音声をつまみに楽しく飲んでいたのだが、しばらくすると

「どう思う、ニイちゃん?」

とフイに話かけられた。

「つおっ?!!」と激しく動揺するも、とりあえず笑顔で、

「イヤ、おっしゃられる通りだと思いますよ」

と答えると、お笑い系組員はすっかり気を良くした様子で、マッチャーにビールを一本おごってくれた。

そのうちしょーもない芸人が、しょーもない私生活を切り売りした自虐ネタで会場の笑いを誘い始めると、

「芸人は笑われちゃアカン。笑わせてこそ、ホンマの芸や。なあ、ニイちゃん!」

とやっぱりごもっともなことを力強くおっしゃられたので、「本当に芸にお厳しいんですね」と返すと、

「自虐ネタなんかワシでも出来るわ!指詰めとかよぉ

と即座に真顔で言い放たれた。

……いやいやいや、それ自虐ネタって言わないからっ!!!

単なるヤクザ流の詫び入れだから。

そもそも全っっっっっ然、笑えねぇし。

ただ、そんな芸にストイックな組員も、審査員席に座る笑顔の天童よしみがカメラで抜かれるたびに、

「こいつの顔が一番笑えるわ!」

とウハウハ喜んでいた。

ま、確かにそれもおじさんの言う通りだったんだけどね。

結局、そのおじさんとはそのまま小一時間ほどお笑いについていろいろ話し込み、最後は

「神聖なオリンピックの中継に芸人を使うな!」

という話題で意気投合し、またの再会を約束してその会は無事解散となった。

「ナイロンの芝居とか観たら、この人、なんて言うんだろう…?」

との思いが一瞬脳裏をよぎったが、さすがにチラシ渡すのやめました。

この人ならナンセンスな笑いでも受け入れてくれるかも…と思ったのですが、客席でヤクザな副音声やられたら周りのお客さんも芝居どころじゃなくなるし、終演後、楽屋に乗り込んできて、あの顔でダメ出しされたら普通に泣いちゃうもの。

それに、天童よしみ、出てないし、ナイロン。


じゃ、シーユー。


 

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2008/08/27

早くも妖婆のオーラが漂いまくっているのがスゲェ心配だが。

月曜日に観に行った劇団宝船がすこぶる面白かったのである。

血も凍る恋愛ホラー。

ついに彼女は演劇界にそんな新ジャンルを確立した。

(新井)友香ちゃんとはハイレグ時代を含め、およそ16年の付き合いになるが、かつて同じ釜の飯を食った仲間が刺激的なお芝居を作っているのを見ると、なんかこう、単純に嬉しくなる。

もう立派な座長さんですよ、そしてオンリーワンな作家さんですよ。

かつて酔っぱらって目を覚ましたらラブホテルのベッドで寝てて、隣が見知らぬネパール人だった人とは思えない立派さだ。

で、身の危険を回避するために、ネパール人の目の前でとっさにゲロしてみせた人とは思えない立派さだ。

……つか、これって去年もどっかのブログで書いてたわ。

なんかゴメンね、友香ちゃん。

年いちでオンリーワンなレジェンド、ネタにさせてもらって。

ちなみに宝船『愛される覚えはない』は本日の昼・夜公演で終了…。

マジもったいなあ、もっと長くやって一杯の人が楽しめればいいのにぃ。

駆け込みで間に合うという方は、ぜひ。


じゃ、シーユー。


 

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2008/08/26

燃えたよ……燃えた。燃えつきた。まっ白にな。

最近、しょっちゅう息子に固く握った拳で股間を痛打される。


「チンコパーーーンチ!!!」


と大声で叫びながら、渾身のストレートを打ってくるのだ。

わんぱく盛りの息子を持っているお父さんには、スタンダードな話だと思う。

むしろ微笑ましいぐらいのエピソードだ。

とはいえ、これをまともに食らうとマジで悶絶モノなので、ヘラヘラ笑いながら軽くいなしているのだが、問題はそのうち無言になった息子が真顔で歯を食いしばり、ひたすら狂拳を振り下ろすアルティメット・ファイターみたいになることだ。

こうなるとまるで微笑ましくなんかない。

なんつーか、ちょっとしたスラムだ。

ファイターと化した息子には、終了を告げるゴングの音など全く耳に入らない。

いくら、「やめなさい!」と抵抗しても、「フッフ、フッフ」と規則正しい息づかいで火の出るような連打を打ちまくる息子の瞳には、もはやマッチャーの股間しか映っていない。

その高速連打は、リングにかけろの志那虎が放つスペシャル・ローリングサンダーばりの勢いだ。

こっちも両手で股間を押さえつつ必死で防御に徹するのだが、やがてガードの上から蓄積されたダメージは深刻なものとなり、父親は股間を押さえたままの体勢で、3歳児まっしぐらの前に膝まづくのであった…。

正確に股間を射抜くあのテクニックは、誰か優秀なコーチがついているとしか思えない。

ついに我が家でもファールカップの着用を真剣に検討しなければいけない時期に差し掛かったのかも知れない。


じゃ、シーユー。


 

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2008/08/25

たまにスポーツについて長々と語りだす癖がある、俺。

(※えー、始めに断りを入れますが、これ、先週の木曜日に書いたものです。前回のブログで触れた通り、更新が滞ってしばらく放置になってたんですね。タイムラグはありますが、せっかくだからそのままそっくり掲載させていただきますよ。今、読むと別の趣もあるので)

意外と思われるかも知れないが、マッチャーは結構なオリンピック・ウォッチャーなのである。

しかも今に始まったことではない。

84年のロサンゼルスオリンピックから、毎回この時期は暇さえあればいかなる競技であってもテレビに齧りついているほどのハード・ウォッチャーっぷりなのだ。

テレビも流し見で、この時期だけ、「ニッポン!ニッポン!」騒いでる軽薄な輩とは一線を画している自負がある。

で、好きだからこそ、ここまでその話題には敢えて触れなかったが、我慢しきれず今日は言わせていただく。

今晩の決勝戦でアメリカとぶつかるソフトボールと、予選を4位で通過し、明後日の準決勝で韓国とぶつかる野球の星野ジャパンは、ここまでの戦いぶりから見て、絶対に金メダルなど取れるハズがない。

星野ジャパンにいたってはメダルすら危ない。

ええ、これ、断言してもよく!

非国民と言われようが全然結構!

マイナス指向と言われようが全然結構!

こちとら4年に1回のオリンピックに向けて、その間に行われる強化試合、予選大会まできちんとチェックしているのだ。

ハード・ウォッチャーとして冷静に判断した上でそう分析するのだから仕方が無い。

そもそも日本の団体競技というのは、昔っからまるっきり進歩がないのさ。

ようは、最終的に必ず精神論、根性論を前面に押し出してくる。

勝負事においてメンタル面が重要なことは大前提だとしても、だ。

「お前しかいない」とか「やられたらやりかえせ!」的な、短絡的としか言いようがない起用法や試合運びでもって、大事な試合をコロっと落とすケースをこれまで日本チームに何度も見てきた。

オリンピックの試合は、あくまで競技であって戦争ではない。

大体、熱けりゃいいかって、そんなの他の国の選手も同じぐらい熱いよ、日本の選手ばっかが4年間努力してきたわけじゃないんだから。

いくら「勝ちたい気持ちが強い方が勝つ!」とか言ったところで、星野ジャパンが準決勝で対戦する韓国はメダル獲得に徴兵免除までかかっている。

技術面はともかく、精神面ではとても敵わないと見るのが妥当だ。

予選リーグ→決勝までの一連の流れの中で、現時点の自分達と相手の戦力を正確に分析し、それに合わせて臨機応変な戦術を用いる、そんなクールなチームが金メダルを取るのだ、最終的に。

そもそも、いくらダルビッシュがプロの試合で勝っていても、シドニーの松坂がそうだったように、それがそのままオリンピックのエースになり得ると考えたのがケチの始まり。

ダルビッシュが素晴らしい素質を持った投手であることに異論はないが、予選初戦のキューバ戦は、軟投派の和田、あるいは成瀬を先発させるべきだったし、逆に予選の韓国戦を力でねじ伏せるタイプのダルビッシュに任せるべきだった。

キレのある変化球を武器に、制球もよく、打席でタイミングが取りづらい和田や成瀬の方が、バカみたいに振りの鋭いキューバ打線をかわすには適しているし、互いのチームのことをよく知り尽くし、常にがっぷり四つの試合展開になることがほとんどの宿敵・韓国をダルビッシュが力で押さえることが出来れば、メダルをかけてもう一度本戦で当たる時に、前回力負けした韓国は「やっぱり日本には敵わないかも…」との迷いが生じ、日本は精神的に優位に立てるというものだ。

精神論、根性論などという不確定要素で判断せず、選手一人一人のコンディションを冷静に見極め、あくまで適材適所での選手起用、ゲーム運びを心がける。

これらは短期決戦で戦う場合、基本中の基本だ。

結果論で言うのではない。

マッチャージャパンだったら、間違いなくそうしている。

昨日のソフトボールの上野の2試合つづけての連投&完投だって、そりゃスポコン的には美談だろうが、歴然とした力の差があるアメリカ相手に翌日の決勝で本気で金メダルを狙うつもりなら、普通絶対あり得ない。

後が無い状況でエース・上野の酷使も致し方なしとも取れるが、昨日のオーストラリア戦は全く投げるなとまでは言わないまでも、早めの投手リレーに持っていくべきだった。

1−0、もしくは2−1のスコアで勝つ以外ない日本にとって、万全のコンディションの上野でなければ、格上・アメリカの強力打線は押さえられないもの。

こんな理不尽な戦い方をしておいて、

「最後は力尽きた…」

では、マッチャー的にはなんの同情も出来ない。

昨日、日本に勝ったアメリカも日本に負けたオーストラリアも、チーム全体の力をうまーく使いながら、“チーム”として戦っていたように見えたが、一方の日本は、チーム力だ!結束だ!とか言っておきながら、結局“個”に頼った試合運びをしているようにしか見えなかった。

延長に入って、翌日の決勝を睨み、あっさりピッチャーを代えてきたオーストラリアとは対照的に、上野以外にあの場面を任せられるピッチャーがいない…すなわち層の薄さを露呈した日本は、攻撃でもあり得ないミスが多かったし、よくもまあ、昨日は勝ったもんだ。

オーストラリアはチーム全体で出せる力を出し尽くした充実感があるので、銅メダルに終わっても選手達はどこか納得顔だったように見えたが、もしもこれが逆の結果だったら、ある意味、日本の敗北というより、上野の敗北にしか映らなかっただろう。

日本人は悲壮感漂うドラマを必要以上に好む傾向があるように思うが、団体競技においてそこまで個人が背負い込まなければならないチームというのは、それイコール、単純に弱いチームってことなのだ。

オリンピックといえども、しょせんは勝負の世界。

金メダルを本気で狙った結果が運悪く銅メダルに変わっちゃっても、それは時の運。仕方ないじゃないか。

マッチャーはもちろんオリンピック選手ではないが、肝心の金メダルがかかる試合で、個人の怪我や疲労のためにチーム力を発揮出来ずに銀メダルで終わる方が、なんだかとっても後味が悪いような気がする。

長きに渡って苦楽をともにしたメンバーと、個人ではなく、あくまでチームとして戦い抜くことが、団体競技において最も悔いが残らず、アマチュア競技としてあるべき姿ではないかとマッチャーなんかは、そう考える。

そりゃドラマティックな方が世間は盛り上がるさ。断然ニュースにもなるしね。

それにしても日本のマスコミは、過剰に“ドラマ”を期待し過ぎる。

本気でその選手が世界で通用することを願うなら、そこが大きな大きな問題だ。

大体、野球でもサッカーでもバレーでもオリンピックの出場権を取ったぐらいで、こんなに大袈裟に報道する国はないんじゃないか?

まだ何も成し遂げていないうちからメダル確実と思わせたり、ちょっと可愛かったり、カッコよかったりするだけで、猫も杓子もスター扱いするじゃない?世界的に見たらお話にならないぐらいの選手でも。

そんなぬるま湯な環境に身を置いたせいでダメになったアスリートが、過去、この国にどれだけいるだろうか?

ダメにならずとも過剰な扱いや報道が、選手達の不要なプレッシャーにはなっているハズだ。

どんなにそれがドキュメンタリー番組になりそうなドラマティックな競技人生でも、世界のアスリート達も同じぐらい…いや、もしかしたらそれ以上にオリンピックの表彰台を夢見て、日夜、練習場で血と汗と涙を流しているのだよ?

そもそも尋常じゃなく頑張るのは当たり前なの、オリンピックという大舞台で世界の頂点を狙うってことは。

だからこそ谷の5大会連続のメダルや、北島が公約通り達成した2種目連覇、女子レスリングチームの活躍はとてつもない偉業なわけで。

来るべきオリンピックのために国民のスポーツへの関心を高めるためには、もちろんメディアの力は必要不可欠だ。

だが、情報を発信するマスコミも、それを受ける我々一般市民も、そして選手も指導者も、そこんとこをきちんと節度を持って考えないと、いつまでたってもスポーツ後進国のままだと思います、我が国は。


さて、最後に野球の話に戻りまして。

散々、否定的なことばかり書いてはみたものの、星野ジャパンは昨日アメリカに負けたことで、個人的には分が悪いと思われるキューバ戦を準決勝で回避することが出来た。

準決勝の相手が韓国になったことは、日本にとってラッキーだったと思う。

だって、準決勝にダルビッシュを持ってくることは、以前から星野監督もメディアに公表してたしね。ここまできたらガチンコ勝負で行くしかない。

で、勝ち上がった暁には、決勝で当たるキューバとアメリカの勝者に和田、成瀬を継投で使えば、あの目を覆いたくなるような貧打を誇る星野ジャパンでも、ひょっとしたらひょっとするかも知れない。

ただ、北京に入って不振が続く岩瀬や村田はよほどのことがない限り使わない方がいいと思うのだが、自分の野球に酔い過ぎている星野は使っちゃうかもな。

まあ、ここまで来たら根性論の野球で果たしてどんな結末に終わるのか、それはそれで楽しみになってきた。

ソフトの方も普通なら負け試合のオーストラリア戦を拾ったラッキーがあるし、なにせ勝負の世界は何が起こるか分からない。ドラマティックなハッピーエンドが、万が一にも待ってるやも知れぬ。

こちとら、それが面白くてオリンピック・ウォッチャーやってるからね。


…つか、こんなに長きに渡って熱く語っといて、女子ソフトも星野ジャパンも両方金メダル取ったらどうしよう?

その時は星野ジャパンに習って、やはり丸刈りだろうか?

やー、それはそれである意味、ドラマティックだわぁ。

じゃ、シーユー。


(※そんなこんなでソフトボールはマッチャーも脱帽のミラクル金メダル、星野ジャパンは順当にノー・メダルだったわけだから、からくも丸刈りは免れたってことでっ!最後まで初志貫徹を貫き、上野の3連投に賭けたソフトに対し、星野ジャパンはあんなに大騒ぎしたダルビッシュを信じ切れず、土壇場で初志貫徹すら捨て去り、見るも無惨な大敗を喫したわけだから、結局最後は、根性を超越した“チームを信じる確固たる力”なのかなあって思いました。星野ジャパンは短期決戦で一番やっちゃいけないことをしましたね。あんだけ自滅してガタガタになった即席チームでは、韓国に負けた時点でメダルなんか取れないですよ。まあ、それでもサッカーの反町ジャパンのダメさに比べたら、全然大したことないですけど。あの世代に使える選手がいないとなると、今の岡田ジャパンでは、間もなく始まるワールドカップ予選はあっさり予選敗退もあると思います。ま、この話は気が向いた時にでもまた膨大な分量で語ります、ハイ)


じゃ、改めてシーユー。


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2008/08/20

恋愛もファンタジーも極めればホラー。

マッチャーブログ担当のミセス・イワノフ(旧姓:伊藤さん)が、 今週の土曜日に初日を迎える劇団宝船公演『愛される覚えはない』 の手伝いで新宿の劇場に入り浸りになるため、本番が終わる来週の半ばまで、ブログの更新が微妙に滞るという旨の連絡をいただいた。

いいんです、いいんです、そんなの全然いいんです、ボルシチ。

ハイレグ時代からの盟友・新井友香嬢が作家・演出家・出演・座長を務める劇団宝船は、マッチャーブログなど足元にも及ばない面白さなので、ミセス・イワノフにはどうぞそちらに専念して頂きたい。

個人的にこんなに楽しみにしている芝居もないんでね。

おそらく今回も、もはや笑うしかない…つか、むしろ笑えないほどドロドロのギッドギドに偏った狂気の恋愛観が舞台上で大炸裂するハズなので、お時間がございましたら、みなさんもぜひ劇場まで足をお運び下さい。

「私の恋愛事情、これに比べりゃ大丈夫」

的な妙な安堵感、この夏、多いに得られると思います。

そしてミセス・イワノフも劇場受付で連日せっせと働いていると思われますので、さりげなくピロシキでもチラつかせてソワソワさせてあげて下さい。


さてさて。

昨日、客演先の稽古場で今はやりのポニョの話題になったのだが、鑑賞した人間全員が口を揃えて、「あれはホラーだ」と言っていた。

その都度、いい感じの音楽がかかるから世間は騙されがちだが、人面魚なのもたいがいにせい!的なポニョは、途中かなりのグロテスクっぷりだし、いくらフィクションとはいえ、主人公の5歳児とその家族がそんなポニョをあまりに無条件に受け入れ過ぎてて、めちゃめちゃ寒気がしたとのこと。

中には映画館からの帰り道、あまりの怖さに

「ラピュタを観たことにした」

と記憶を改ざんする人までいて、マッチャー的にはがぜん興味がわいてきた。

基本的に宮崎駿というクリエーターは、見た目、どんなにファンタジックな作品でも、その根底にあるのは“怒り”だという印象を受けるが、あれだけの御大ともなると、ついに彼の作品を手放しで受け入れる大衆にすら怒りが込み上げ、

「これでも褒めちゃうか、この野郎!!!」

みたいなうっぷんを、駿的なやりくちでブチまけたんじゃなかろうか…?

と勝手に推測するのだが、とにかくホラーときいちゃあ黙っていられない。

可愛い通り越して、不気味&不条理…。

これってホラーの文脈では常套手段だし、ポニョはかなりの確信犯な気がする。

様々な憶測を呼んでいると耳にするシュールな映画の後半部分も、オカルトだと思ってみれば案外合点がいくのではないか…?

うん、こうなったら今度の休日は、宝船とポニョのハシゴですな。


じゃ、シーユー。

 

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2008/08/19

山田康夫氏とクリカンの区別もつくと思う。

最近、読者の方に送って頂いたルパン三世特集のDVDをよく息子と観るのだが、ファミリー向け指向の赤ジャケルパンがかかると、息子は、

「緑(ジャケ)がいい、緑がいい」

と言ってきかないのである。


渋い。


まだ幼稚園の年少さんだというのに、初代ルパンのダンディズムを理解するとは、我が子ながらあまりに渋過ぎるセンスだ。

おまけに、

「♪〜ルパーン、ルパーン、ルパーン、ルパーン、(チャッチャッ!)ルパン・ザ・サードォ」

で始まる、チャーリー・コーセイがろうろうと歌い上げる例のオープニングテーマの節に合わせて、

「♪〜グミー、グミー、グミー、グミー、(チャッチャッ!)グミ食べたーい

替え歌しつつおやつのグミをねだってくる息子には底知れぬセンスを感じる。


そんなの思わず、グミ、あげちゃうよ。


ちなみに息子が惹かれる一番のキャラクターは銭形だそうだ。



じゃ、シーユー。



 

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2008/08/18

家族の洗濯物をたたんだ。

久々に。

奥さんのTシャツとか息子のパンツとか一枚一枚たたんでいると、上手く言えないのだけど、「ああ、家族で生活してるんだなあ…」ってしみじみ心に染みわたり、家族の楽しげな顔がスライドショーのように浮かんだりして、なんだか幸せな気持ちになってくる。

こんなんだったら、これまでもっとたたんでおくんだった。

つか、バンバンたたも、これからは。


世のお父さん達よ。

幸福とは、どうやらなんでもない日々の営みの中にこそあるみたいですよ。


じゃ、シーユー。



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2008/08/15

マッチャー写真館 その3

08_03


ひとまず、この企画はこれまでっ。

どの写真の服も全部まっちゃーの私服だったっていうのが、さらに怖いね。

ヒド面白い写真はまだまだ腐るほどあるのだけれど、これ以上載せ続けるのはさすがに読者をふるいにかけ過ぎなので、またの機会に。


じゃ、シーユー。



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2008/08/14

マッチャー写真館 その2


08_02



じゃ、シーユー。



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2008/08/13

マッチャー写真館 その1

えー、お盆休みと見せかけての特別企画でございます。

昨日、所用で事務所に立ち寄ったらば、14・5年前に撮影したマッチャーのプロフィール写真やらがいっぱい出て来たという報告を受けまして。

で、それがあんまりにもヒド面白かったんで、急遽、ブログに載っけてみようかと。

こんなのプロフィール写真にして、一体何をどうしたかったんでしょう、当時の俺?

良かったら携帯やパソコンの壁紙にでも使って下さい。

変質者扱いされること受け合いですから。

はい、では、どうぞ。



08_01



じゃ、シーユー。




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2008/08/12

あれま。

毎日、何も考えず稽古とか行って過ごしてるもんだからとんと気付かなかったけど、今、世間じゃお盆休みなのね。


誰か言ってよー、全然忘れてたよー。


そんなわけでマッチャーもこの波に乗って、今週はブログをお休みします。

伊藤さんもイワノフとイチャイチャしたいでしょうし。
(※本人が文字倍率&着色するのをためらうの分かった上であえて着色指定してみる)


あ、伊藤さんへのお祝いメール、とってもありがとうございます。

スパシーバ!

とか言っちゃって、すっかりイワノフ色に染め上げられてますね。

では、休みの間中、キャビアガールへのお祝いメッセージは引き続き募集中ってことで、よろしくですん。


じゃ、シーユー。



☆たくさんのメールありがとうございました!感激でほんと「なんも言えねぇ」。(伊)



 

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2008/08/11

北島も金ならこの人も金!

突然ですが、ハイレグタワー所属マッチャーブログ担当・伊藤さん(女盛り)が、この度、


玉の輿に乗りましたっ!!!


めでた過ぎる…。

そして、寝耳に水過ぎる…。

伊藤さんとはずいぶん長い付き合いで、日頃から大変お世話になってるけれど、まさかこんなおめでたいネタをブログに提供してくれるとは……
さすがは出来た女でございます。

いいよいいよぉ、今日は思うがままに

ハッピー気分で


えー、なんでもお相手はロシア人のクォーターの方で、どっかの社長さんだとか。

謎めくのも大概にせい!って感じですね。

なにぶんマッチャーも電話で簡単な報告を受けただけなので、現時点でその方のことはよく存じ上げないのですが、いつのまにそんなプチプチ国際結婚的なことになったのでしょう?

こうなったらその社長さん、勝手にイワノフって呼んでやります。


今はイワノフとの結婚が、伊藤さんの脳内が作り出した切ない仮想現実でないことだけを必死に祈るマッチャーであります。

ま、その時はその時で、指さして大笑いするとして、ひとまず今日のところは良かった良かった、非常に良かった。

お気が向いたら、皆様からもオモシロお祝いメッセージ、送ってあげて下さいませ。


では、伊藤さん。

せっかくですから、これよりご本人に登場していただいて、読者の方に一言もらっていいですか?

ハラショー!とか言っちゃいなさいな。

イワノフと肩寄せ合ってウォッカ飲んでる風な写メなんかも付けちゃいなさいな。

そんで、「この女、調子に乗ってんなあ」って反感買っちゃいなさいな。

全然いいのよ、幸せな人はやっかまれてナンボですから。

ずいぶんなムチャぶりになりましたが、まあ、おめでたい席でもありますし、とにもかくにも伊藤さん、どうぞ。


スパシーバ(ありがとう)!
河原ブログをご覧の皆さま、お目汚しすみません。
こんなに大胆に披露することになるとは思いませんでした。
記念に今日はキャビアをつまみに乾杯します。
これからも倍率やら着色やら、見た目でも読みやすいブログを目指して、影ながら引き続き精進して参りますので、どうぞよろしくお願いします。

 

じゃ、シーユー。


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2008/08/08

パッション息子パッション。

ほんの今、息子と公園から帰って参りまして。

炎天下の中、3時間ぐらいは2人で遊んだでしょうか。

恐竜ゾンビドラキュラなどなど次々とお題を与えられ、

それを結構な勢いで真剣に演じさせられ、

2000発以上は息子の手鉄砲で狙撃されて参りました。

その都度、

おうっ!はうっ!だわっ!どうっ!

と声を発しながら撃たれたフリをするのですが、その余りに引き出しの少ないリアクションぶりは、自分でも軽く落ち込んでしまうほどで、妥協を許さぬ息子は、

「もっとぉ!もっとぉ!」

と激しく注文をつけてきます。

手鉄砲でハチの巣にされ、傷つき、倒れ、泥と屈辱にまみれ、それでも止めどなく流れる汗をぬぐいながら必死に立ち上がるも、息子が口にする言葉はただ一つ。

「もう1回」

おそらくあと2〜3年もすれば、世界の蜷川よろしく、

「泣けー!泣くんだよー!!」

と絶叫されることでしょう。

いやだ……いやだ、そんなの。

さっそく漫喫で『北斗の拳』を読み返し、勉強しようと思います、悪漢が致命傷を負った時の派手なリアクション。


そんなわけで、今日はせっかくの稽古休みのハズなのに、心身ともに実際の稽古よりどっと疲れる、そんな一日…。

では、これより息子と昼風呂です。

演出家さんのお背中、しっかりと流させていただきます!


じゃ、シーユー。




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2008/08/07

本日はマッチャーブログも豆知識化。

無知なマッチャーは知らなかったのだが、ミラクルフルーツという奇跡の果物があって。

なんでもアフリカ産の果物だそうで、昨日行った寿司屋の大将がカウンター越しに何気に出してきた。

「ミラクルとか言っちゃってぇ、どんだけ美味いんだ」と、半信半疑で小指の先ほどの真っ赤な実を口に放り込むと、なんだか種ばっかり大きくて、甘くもなんともない。
無味無臭もいいところだ。

「ミラクル起きねぇ…」とリアクションに困っていると、ほくそ笑んだ大将が、今度は冷えたレモンを出してくる。

「なんでレモン?」と思いつつそれを食すと、マッチャーすげぇ驚いたっ!!!

レモンがめちゃめちゃ甘いのな。

つか、完全にレモンじゃないのな、グレープフルーツ化してんのな。

大将、次はコップに酢を入れて持ってくる。

飲んだ。

マッチャーまたまた驚いたっ!!!

酢がちぃっとも酸っぱくないのな。リンゴジュース化してんのな。

ミラクル……まさにミラクル起きてんじゃん、って話で。

次に出されたプラムなんて、これまでの人生で食べたどんな果物よりも、ぷりっぷりに甘くて最高美味なわけ。

で、このミラクルフルーツ。

この実の中にはミラクリンとかいう養分があって、次に食べた苦味や酸味のある食べ物を軒並み甘く感じさせるんだそうな。
おまけに、その効果は約2時間も持続するんだそうな。

だからアフリカの現地人は、まずこの実を食べてから食事を摂るらしいのです。

やー、上手に出来てるねぇ、世界の食生活。

ま、最初からアフリカにも美味しい木の実や果物があれば、ミラクルフルーツ、いらないんだけどね。

神様も回りくどいったらありゃしない。

で、さらに驚いたのがこのフルーツ、静岡で栽培してるんだと。

種ばっかの小さな実なのに、一粒300円もするんだと。

むー、さすが奇跡のフルーツだわぁ。


じゃ、シーユー。


 

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2008/08/06

もろもろのご報告をば、まとめて。

☆報告1

先日、受診した人間ドッグの総合検診報告書が自宅に送られてきまして。

えー、かいつまんで申しますと、A(異常なし)からF(要治療)まで分けられた段階のうち、マッチャーは、C(経過観察を必要)でございました。

なんでも年に1〜2回は腹部超音波の検査を、脂質代謝については、食事療法の指導を受けよ、とのこと。

もうちょい詳しく書くと、胆のうポリープがチラホラある他は、肝のう胞(?)の疑いがありまして、総コレステロールの数値もいい感じで平均値をオーバーしており、卵、イカ、うに、エビ、アルコールにお菓子、ホルモン系のお肉やバター、生クリームの摂取は控えめに、ということでした。

やー、どうしよう……今日の打ち合わせ、いきなり寿司屋だよ……。

検査を受ける前は、

普段、不摂生な生活を送っていても意外と健康。

的なことでどうせ落ち着くんだろうなあ、と勝手にタカをくくっておりましたが、なんてこたーない、不摂生してた分、ちゃっかり体にキテました。

メタボ判定の項目が、非該当となっていたのが、せめてもの救いでしょうか?

ま、これからは少しずつでも節制していこうかと思いますよ、あんま自信ないけど。


☆報告2

先日、このブログで紹介した『人降る街角』のYさんですが、その後、病院でレントゲンを撮ってもらった結果、骨には全く異常なかったとのことですから、Yさんの様態を気にかけて下さった心優しき読者の方々よ、ご心配なきよう!


☆報告3

おもしろブログアンケート、軽く驚きました、答えて下さる方が多くて。

やー、いろいろなご意見がうかがえて大変有意義でございました。

どんなブログが面白いか……そんなの言っちゃえば、人それぞれなわけですが、要は人間関係と同じですね。

書き手との波長が合う合わないで、楽しめる楽しめないかが決まるっていう。

あと、や

   た

   ら

   と

   改

   行

   が

   多

   い

   とか、「今日は〜しました・食べました」的な報告のみのブログは不評の傾向にあるみたいで、なるほどなあと思いました。

皆様から寄せられた推薦ブログも一通り目を通してみましたよぉ。

なるほど、新山千春ちゃんとか板東英二さんとかある意味、実に興味深いですな、ある意味。

「不活性で怠惰なアタシの肉体の神秘」http://haine.blogtribe.org/
ってブログなんか、読み物として普っ通ぅぅぅぅぅに愉快だしね。

「マッチャーブログは、このままで大丈夫!」的な励ましのお言葉も多数頂戴しましたが、ちなみにこのマッチャー、自分のブログに何の悩みも不安も抱えてはおりませぬ。

単に、読者側はブログに何を求めてアクセスするのだろう…?というのが、ふと気になっただけですんで。

しかし、ブログで繋がるご縁って、よく分かんないけど面白いですよね。

こないだなんか、うら若き女性から『くまくんに』と題されたご自身の写メが添付されたメールを頂いたのですが(どんな状態なのかは勝手にご想像下さい)、それ見て、「バッカでー」と思いつつも、とっても元気になりましたもの。

ブログから想像される自分って、『くまくんに』な写真を送ってもアリな人になってるんですね、その人の中で。

「それってどうなの?!」と激しく思う一方で、いやいや、とってもいい感じ。

ま、これを機会に新山千春ちゃん的ブログに一度挑戦してみたい気持ちも起きましたが、自分がそれやったら相当危ないことになっちゃうので、どうあがいてもこんなのしか書けない自分で大変恐縮ではございますが、これまで通りユルユルーっとお付き合い下さいませ。


☆報告4

最後にブログ・コミュニケーション繋がり。

なんと、このルパン・ザ・乞食めに、ルパン特集、マジ届きましたっ!

いやあ、涙モノの嬉しさっスよぉ…思わず尿道からも涙、ダダ漏れっスよぉ。

ささやかなお礼として、マッチャーセレクトのナイスなミュージックがいっぱい詰まった特製コンピレーションCD-Rを作らせて頂きますので、それ送りますね。

ついでに、マッチャーがかつて出した本やら、人間ドッグの検査結果のコピーやらもセットで送らせて頂きますよ、至極、一方的に。


じゃ、シーユー。


 

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2008/08/05

昨日は普通に超ブルー。

一昨日の夜に紛失した携帯電話が、近所の交番に届いていたのだった。


ツイてる。

そして、届けてくれた人、ありがとう。


これからの人生、落とし物を拾った時は、面倒臭がらずに必ず交番に届けるよう心に誓った夏はまだまだ始まったばかりだ。


じゃ、シーユー。



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2008/08/01

業!業!マッチャー。

昨日、まだ起きていない頭で近所をボサボサーっと歩いていると、とある民家から、軽快なピアノの伴奏に合わせて、『となりのトトロ』を快活に歌っている子供達の楽しげな歌声が聴こえてきた。

しばらく立ち止まって聴いてみるマッチャー。

「♪〜となりのとっとっろっ、とっ、とぉーろっ、とっとっろっ、とっ、とぉーろっ」

あー、なんだか無性に癒される…。

そうだ!暑さにやられてボサボサーっとしてちゃいかん。
今日という二度とは訪れない一日を素敵に過ごさなければ!

そんな思いが胸に去来し、思わず一緒になってその場でトトロを口ずさんでいると、通りすがりの若いカップルが、

あからさまに不審な目つきでマッチャーをチラ見しながら、マッチャーの背後をそそくさ通り過ぎて行くのだった。


…なぜだ。


なぜ子供達が歌うトトロには無邪気な希望が溢れてるのに、マッチャーが歌うトトロには邪悪な妖気が漂ってしまうのか…。

「♪〜と、と、とぉーろ

と朗らかにスタッカートを打つマッチャーに、いかんともし難い業の深さが垣間見えてしまったというのか…。


そんな敗北感にまみれた2008年夏はまだまだ始まったばかりだ。


じゃ、シーユー。


 

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