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2008/08/28

新しい友達ができたよ!

最近、しょっちゅう通うようになった近所の美味しい居酒屋さんがあって、昨日も稽古帰りに一人で一杯やりに寄ったマッチャー。

で、店にはテレビがあって、カウンターに座ったマッチャーは『爆笑レッドカーペット』なる今流行のお笑い番組をジョッキ片手にぼーっと見ていたわけだ。

すると、マッチャーの隣からイヤにドスの効いた声で、

「何が面白いんじゃ、ボケぇ!」

「こんなんで“大笑”やったら審査員、イテまうぞ!」


「(司会の)今田のコメントの方がオモロイやんけ!」

「エド・はるみ、甘やかすのもええ加減にせえよ!」

などなど鋭くも大変ガラの悪い関西弁コメントがビシビシ聞こえてくる。

カーペットがスライドして、芸人が一瞬フラつくたびに、

「足腰弱過ぎるんじゃ、ドアホ!」

ともいちいち猛烈にツッコんでいる。

そーっと様子を窺うと、カウンターを2席ほど挟んで、完全にそのスジのいかついおじさんが悪態をつきながらテレビを見ていた。

関西お笑い系組員とお見受けしたその人は、かなり酔っぱらっているご様子だったが、その解説は的確としか言いようが無く、マッチャーはそのヤクザな副音声をつまみに楽しく飲んでいたのだが、しばらくすると

「どう思う、ニイちゃん?」

とフイに話かけられた。

「つおっ?!!」と激しく動揺するも、とりあえず笑顔で、

「イヤ、おっしゃられる通りだと思いますよ」

と答えると、お笑い系組員はすっかり気を良くした様子で、マッチャーにビールを一本おごってくれた。

そのうちしょーもない芸人が、しょーもない私生活を切り売りした自虐ネタで会場の笑いを誘い始めると、

「芸人は笑われちゃアカン。笑わせてこそ、ホンマの芸や。なあ、ニイちゃん!」

とやっぱりごもっともなことを力強くおっしゃられたので、「本当に芸にお厳しいんですね」と返すと、

「自虐ネタなんかワシでも出来るわ!指詰めとかよぉ

と即座に真顔で言い放たれた。

……いやいやいや、それ自虐ネタって言わないからっ!!!

単なるヤクザ流の詫び入れだから。

そもそも全っっっっっ然、笑えねぇし。

ただ、そんな芸にストイックな組員も、審査員席に座る笑顔の天童よしみがカメラで抜かれるたびに、

「こいつの顔が一番笑えるわ!」

とウハウハ喜んでいた。

ま、確かにそれもおじさんの言う通りだったんだけどね。

結局、そのおじさんとはそのまま小一時間ほどお笑いについていろいろ話し込み、最後は

「神聖なオリンピックの中継に芸人を使うな!」

という話題で意気投合し、またの再会を約束してその会は無事解散となった。

「ナイロンの芝居とか観たら、この人、なんて言うんだろう…?」

との思いが一瞬脳裏をよぎったが、さすがにチラシ渡すのやめました。

この人ならナンセンスな笑いでも受け入れてくれるかも…と思ったのですが、客席でヤクザな副音声やられたら周りのお客さんも芝居どころじゃなくなるし、終演後、楽屋に乗り込んできて、あの顔でダメ出しされたら普通に泣いちゃうもの。

それに、天童よしみ、出てないし、ナイロン。


じゃ、シーユー。


 

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