親バカと季節外れの果物と。
まずこれを見ていただきたい。
先日息子が描いたウルトラマンである。
例えば自分の街が大暴れする大怪獣に絶望的な被害を受けているとしよう。
で、こんなウルトラマンが飛んで来たとしよう。
さらに絶望的な気持ちになりやしないか。
「なんつーのよこしたんだ…」ときつく唇を噛み、ウルトラの星を恨めしく見上げやしないか。
そもそもこのウルトラマン、屁をこきながらやってきた風にも見える。
浮力が屁。
そんなウルトラ感ならいらないよ…と地球人なら誰でもがそう思ってしかるべきではないだろうか。
とはいえ、だ。
絵画的に見た場合、先頃まで液状でしかパパを表現出来なかったことを思えば大した飛躍だと思う。
大胆が過ぎるほどに胴体を省いているも、カラータイマー(おそらくアゴ下の長方形の物体)だけはしっかり捉えられている。
「ここさえ押さえておけば胴体とか、もういい!」
この絵からはそんな潔い決断力を感じる。
いいぞ、息子っ。男らしいぞっ。サムライだぞっ。
加えて、
「描いてるうちになんだかボヤけてきたんで、ま、取りあえず。聞こえねーと、彼、困るだろうし」
的にぼんやり付け加えられたまぁるい耳には、息子の優しさと細やかな配慮を力一杯感じる、ウルトラマンの耳の有無は別として。
ま、なんでもいいじゃないか。子供の成長を感じられればそれで。
で、話は変わって。
昨晩、息子の寝かしつけを終えてリビングに戻ると奥さんがやたらといい顔でDVDを見ているではないか。
である。
このドラマはマッチャーも本当に本当に大好きで、つか、夫婦揃って大好きで、これまでも何度見たか分からないぐらい、周期的に互いに鑑賞し続けている。
当初は奥さんが出ている流れで何の気無しにオンエアーを見始めたのだけど、この時期は飲まずに真っすぐ帰るほど、毎週土曜日の夜が楽しみで仕方なかったのをよぉく覚えている。
そんなふうに思えるドラマなど、自分にとってホント久しぶりだった。
「見れば」
と奥さんが言うので、ソファーに並んで何回目かのすいかを見た。
やー、やっぱ面白いわキュンとくるわでマジたまらんわぁ。
すいか、エンドレスで再放送すりゃいいのに。
あっ、あとセクシーボイスアンドロボ
と真田広之&桜井幸子版高校教師
もね。
じゃ、シーユー。
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